呼吸と姿勢を整える
今回は2022年6月30日に発売された雑誌Tarzanから、運動と呼吸についての豆知識を抜粋してご紹介したいと思います☆
ウォーキングやランニングなど、持久的な運動を行うことで心肺機能を向上させることができるということは、皆さんもよく耳にしたことがあるのではないでしょうか。
しかし、実はそれには少し語弊があるのです。なぜなら「肺」の機能自体は運動をしてもほとんど向上しないからです。
けれど、肺に関わる機能、つまり「呼吸」に関わる部分の機能は、持久的な運動を行うことによって大きく変化することがわかっています。
【変化その①心臓】
左心室が大きくなり、血流量が増える。
それによりエネルギーを作り出すために必要な酸素や栄養素が多く運ばれ、また老廃物を大量に除去することもできるようになり筋肉の疲労が軽減されます。
そして心拍数の上昇が抑えられるため、長く運動を続けることが出来るようになっていくのです。
【変化その②毛細血管】
全身の毛細血管が増える。
持久的な運動によって、既存の血管から枝分かれするように新たな血管が形成されます。
するとより多くの酸素や栄養素を身体の隅々まで届けられるようになり、結果運動時に必要なエネルギーをより多く作りだすことが可能になるのです。
【変化その③ミトコンドリア】
ミトコンドリア、すなわち酸素でエネルギーを作り出す小器官が増える。
持久的な運動を繰り返し行うと、ミトコンドリアが細胞内で増殖することがわかっています。
このミトコンドリアが増えれば、それだけより多くのエネルギーを作り出せることになり、長時間の運動やより強度の高いトレーニングをこなすことが可能になっていくのです。
引用：カラダとココロが変わります！『呼吸と姿勢を整える』。6月30日（木）発売 | Tarzan Web（ターザンウェブ）
このような身体の変化は、低酸素下でのトレーニングを取り入れることによってより効率的に現れる効果が期待されています。
当ジムでは専属トレーナーのもと、安全に管理された低酸素下でのウォーキングやランニング、筋力トレーニングを自分のペースで無理なく行うことが可能です。
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