「呼吸」鍛え走力アップ

皆さん、特にランナーの方はしっかりと『呼吸筋』を鍛えていますか?

 日常の疲労軽減や持久力の強化目的でランニングをしたり、下半身の筋肉を鍛えている方は多いと思いますが、意識して呼吸筋を鍛えることでより良いパフォーマンスを効率的に発揮できるようになるかもしれません!

 日本経済新聞の22年9月28日(水)の朝刊に、上記のタイトルの記事が掲載されていたのをご覧になりましたでしょうか。今回はその記事の内容を中心に、呼吸筋の重要性と鍛え方をお伝えします。

「呼吸」鍛え走力アップ: 日本経済新聞 (nikkei.com)

呼吸筋とは?

 「呼吸筋」とは主に、肋間(ろっかん)筋や横隔膜を指します。これらが拡張、収縮することで肺を膨らませたり縮めたりします。肺は筋組織ではないため、自ら動けないので周りの筋肉によって動かされています。

呼吸筋が弱いとどうなる?

 呼吸筋が疲労した時の症状は、呼吸しづらい、息苦しいなどです。つまり「呼吸筋が弱い」=「疲労しやすい」と、すぐに息苦しくなったり、脚の筋肉の疲れとは関係のない要素で全力で走れない身体になります。

 また呼吸は生命維持に必須の為、呼吸筋が疲労した場合、酸素を優先的に呼吸筋に送るそうです。ランナーにとってはランニング中に脚の疲労を遅らせるため、より優先的に脚に血液を送りたいのですが、肺の周りに血液が集中することになってしまうのです。それにより足の筋肉が疲労しやすくなる可能性があります。そうなっては悪循環です。

呼吸筋を効率的に鍛えるには?

 呼吸筋を鍛える、最大酸素摂取量を増やす、といった方法には多くの手法が存在します。その中の一つとして手軽に導入できるため、昔から「マスク」を用いてトレーニングをする方がいらっしゃいます。確かにマスクによって呼吸がしにくい、つまり換気量の制限が期待できるため、呼吸筋の鍛錬に効果が期待されます。

 しかし記事にもある通り、マスクの種類(ウレタン製など)によっては通気性が良すぎて、換気量の制限につながらず効果が薄いことがあります。また逆に通気性が悪いマスクでは脱水症状・熱中症になりやすいなどのリスクがあります。コロナ禍で夏場にマスクをしたまま行動し、危険な体験をした方もいらっしゃるかもしれません。

 

 そこで、より安全に、効果的に換気量を制限し呼吸筋を鍛える方法として、低酸素環境がおススメです!

 オリンピック選手などが高地トレーニングを実施していることはご存じかと思いますが、その効果は当然一般の方にも十分期待できます。ただし高地に一般の方が籠るのは非常にハードルが高いのではないでしょうか。

 AORでは低酸素環境(2500m~3000m級)の中でトレーニングを行うことが可能です。一般の高地とは異なり常圧(圧力が変わらない)のため、高山病になるリスクも限りなく低く安心して初心者にもご利用いただけます。

 

 生活の一部に低酸素環境でのトレーニングを取り入れることで、より効率的に呼吸筋を鍛え、私生活やランニングにおいての持久力を向上しませんか。是非一度、体験してみてください!

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