フレイルから要介護にならないために、今できる予防を!
大切なこと、それは健康寿命です
「長寿大国」と呼ばれる日本人の平均寿命は、男性が81 歳、女性が87 歳で、世界的にもトップクラスです(2016年度)。
しかしその実態は男女ともに人生終盤の約10 年間、要介護状態であったり、病院で過ごしたり…というのです。これを単純に「長寿」と喜んでいいのでしょうか?
スケートリンクの時代から現在に至るまで、70 年近くにわたって都心でのスポーツ環境を提供してきた私たち桜宮ゴルフクラブは現在の状況をよいとは思いません。より健康に長生きする=『健康寿命』を伸ばすことが、私たちのミッションであると考えています。
年齢とともに心身が衰えていくことは、誰にも避けようがありません。しかし衰えの速度を遅らせることは可能です。その一つの解決策が低酸素トレーニングによる『ミトコンドリアの活性化』であると考え、私たち桜宮ゴルフクラブはゴルフ練習場に低酸素ジムAORをオープンしました。
『フレイル』になる前に、あなたがすべきこと
突然ですが『フレイル』という言葉を、ご存知でしょうか。これは近年、介護関係の分野で用いられるようになった、「要介護になる前段階の状態」を表す言葉です。年齢とともにある日突然「要介護の状態になる」のではなく、その予兆としての段階が必ずあります。
『フレイル』の兆候は下の通りです。該当する項目はありませんか?
『フレイル』の予防策として、安定した食事や睡眠、日々を楽しく過ごすための「生きがい」、社会の中でのさまざまな人間関係などが重要と言われています。そしてそれらを全体として支えるのは、やはり『運動習慣』です。『フレイル』の兆候が出だす前に、マイペースでの運動習慣を身につけておくことも、『健康寿命』を伸ばすことにつながります。
大切なのは『ミトコンドリア』を増やすこと
人の身体はおよそ60 兆個の細胞で成り立っていますが、『ミトコンドリア』は細胞の中で生きていくためのエネルギーを生み出す「発電所」のような役割を果たしています。発電所が多い方がより元気で健康な身体を維持することができます。つまり30 歳頃から減少すると言われるこのミトコンドリアを活性化させることが、『健康寿命』を延ばすための大きなポイントなのです。
ただ、ミトコンドリアを増やすのは容易ではありません。キツイと感じるくらいのハードな運動、飢餓状態など生命の危機を感じるような状況下でミトコンドリアは活性化します。たとえ毎日1万歩歩いてもゴルフの練習をしても、残念ながらミトコンドリアは大きくは活性化しません。
低酸素環境での運動が、心身を健やかに保つ
そこでお勧めしたいのが、標高2,500m クラスの高地でのトレーニングと同等の効果が期待できる、低酸素環境でのトレーニングです。足腰が痛くて運動出来ないという方は、手すりを持ったままゆっくり歩いてもいいですし、低酸素ルームで座ったままでの上半身の運動だけでも効果があります。低酸素下で読書するだけでも効果は期待できます。
低酸素下では身体が勝手に「生命の危機」と感じ、ミトコンドリアが活発に働くのです。それにより、脂肪燃焼効果だけでなく、血流が良くなることによる冷え性の改善、肌の張り、貧血改善、アンチエイジングの効果が見込まれます。
他にも低酸素の効果についてNHKの「美と若さの新常識」という番組で、低酸素状態で毛細血管が増え、美肌も代謝も期待できると放送されていました。
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今、やりたいことをやるために。将来、理想の姿で人生を送るために。
『新しい運動習慣』をスタートしませんか。